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イタリア フッフィッツィ美術館

2014年8月18日(月)晴れsun.

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フッフィッツィ美術館の位置は、フィレンツェ歴史地区の中央あたり。

ベェッキオ宮殿と道を隔てて建っています。1560年メディチ家のオフィス(行政局)として着工その後竣工したものだそうです。

「フッフィッツィ」は、「オフィス」が訛ったもの。いや、すみません。訛ったのではなくイタリア語だそうです。(笑い)

そういえば、どことなく発音が似ていますね。イタリア語カタカナにしても読めません。(笑い)

家のぐうたら亭主、最近齢のせいでしょうか。オをウと発音したりしますのでオフィスをウフィス・・・・。私のこと、お母さんをう母さん。

「う母さんは、う仕事をおれしそうにしています。」これ、なおしますと「お母さんは、お仕事を嬉しそうにしています。」になります。なに。これ・・・私全然嬉しくはないわ。(怒)

くだらない亭主の話はやめまして・・・

お話元に戻し、1765年にメディチ家は収集した作品を正式にウフィスに展示、美術館として1765年に一般公開したそうです。

この時代にミュージアムを開設するって驚きですね。

現在、作品は、ルネッサンス前からルネッサンス後までの価値ある作品群を常時2500点展示されているそうで、その迫力は圧巻です。とても短時間では見切れません。

現地の日本人ガイドさんが、そこは予定の時間に合わせ、上手に日本人好みの作品を説明する仕組みになっています。

観覧は約1時間くらいだったでしょうか。

もったいないと思ってもやむを得ないですね。

展示されてる絵を数枚、日本の美術館に借りてきて展示すれば、十万・二十万人もの人を集めるようなそんな作品ばかりですが、ここではさりげなく展示されていて、「えっ?この絵が」・・・・この美術館はやはり凄い。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

さ~展示場の中へ、et's Go!

写真 この通路を行けば入口がありそこから入場しました。

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美術館は、コの字型になっていまして、校舎のようでした。

絵画は3階に集められていて、3階の展示場は、年代別、作者別に45の部屋に整理され系統的に見ることができます。

展示室へは、コの字の通路から入りました。

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回廊の天井には絵が描かれていました。が、絵の内容はよくわかりませんでした。


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それでは、ガイドさんのあとについて・・・・・・。

第2室(1200年代絵画)からの見学でした。(トスカーナ絵画の起源となる絵画群)

ジオット(ジョット)

・マエスタ(オンニサンティの聖母)(1306-1310)

この絵は、板にテンペラで描かれています。

ジョットといえば、前回のブログで取り上げましたように花の聖母大聖堂の鐘楼の設計を任された画家。

この時代の大家、ヒーローだったのですね。この絵は、写実的でしかも三次元的な空間の中に、聖母子が配置され従来の絵にない革新的な絵だそうです。よくわかりませんがルネッサンスの予兆?

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第8室 リッピ親子ほかの1400年代の絵画の部屋。

フィリッポ・リッピ(1406ー1469)

・聖母子と二人の天使(1465年)

この絵はこの部屋では最上位ランクの絵で、巨匠ポッティチェッリに影響を与え、背景の描き方は、ダビンチにも・・・・だそうです。なによりもマリア様の優しさが画面から伝わってきました。

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ピエロ・デッラ・フランチェスカ(1412-1492)

 ・ウルビーノ公爵夫妻の肖像(1472-1474)

フランドル絵画の特徴がみられる秀作だそうです。フランドルは現在のベルギー・オランダあたりでしょうか。フランドル絵画といえば、ボスやフリューゲルなど好きですね。

この肖像画、名画だそうで、肖像画にしてはわけありで横顔。

人物だけではなく後方の景色の描写も素晴らしいそうです。

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第10-14室 ポッティチェッリ

部屋の様子はこんなでしたね。

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サンドロ・ポッティチェッリ(1445-1510)

 ・マニフィカトの聖母(1481-1485)

有名な絵。いずれにしてもポッティチェッリの描いた聖母ですから。

板に描かれているそうですが、何百年たっても板が変形しないのは、職人の木工技術が優れていたからだそうです。ビバ!フィレンツェ!

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ポッティチェッリ 

 ・ヴィーナスの誕生(1484年) リンネル布にテンペラ

あまりにも有名な絵ですね。この美術館の目玉。上の絵は板に描かれていますがこの絵は布に。ようやく布に描かれるようになったのですね。

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下の写真は、ベルリン国立美術館展が西洋美術館で開催されたときのポッティチェッリの「ヴィーナス」。1485年の作品ですが上のヴィーナス姿が酷似しています。こちらの方が1年あとの作品ですからヴィーナスの部分だけを切り取ったみたいですね。

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ポッティチェッリ 

 ・春の寓意(1482年) 板に油性テンペラ

上の絵とともにポッティチェッリの代表作、そしてルネッサンスを代表する絵画。こちらも中央に立つのはヴィーナス。左で踊るのは三美神。それにしてもカメラが悪いのか腕が悪いのか下手ですね。もったいないです。私が気になったのはヴィーナスのお腹・・・大きい?

昔の西洋の美人の要件、お腹が大きいことって本で読んだ記憶があります。
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三巨匠の絵

第15室 レオナルド

レオナルド・ダ・ビンチ(1452-1519年)の作品は絶対数が少ないので、この美術館でさえもわずかしかありません。

 ・受胎告知(1475-1480年) 板にテンペラ

この絵日本へ来ましたね。見に行きましたよ。人が凄かったのを覚えています。それだけレオナルドの絵には、人々が引き付けられてしまうのですね。

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日本に来たときのポストカードをスキャンしました。

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ヴェロッキオとレオナルド・ダ・ビンチ   

 ・キリスト洗礼(1473-1478年)板にテンペラ

この絵は、合作。左に二人の天使がいますが左側の天使とバックをレオナルドが描いたそうです。当時ヴェロッキオはレオナルドの師匠でしたが、レオナルドの技量の高さにこの後絵を描かなくなったそうです。私には、二人の天使の違いが分かりませんが明らかに違うそうです。天才レオナルド!

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第35室ミケランジェロ

ミケランジェロ・ブイナローティー(1475-1564)

 ・トンド・ドーニ(聖家族と幼い洗礼者ヨハネ)(1506-1508年)板に油性テンペラ

フィレンツェに現存する唯一のミケランジェロの絵画だそうです。1500年代においても最も重要な絵だそうですが、何故かは私ごときにはわかりません。ミケランジェロの絵だから・・・そんな単純な理由ではないですね。右横に半身で十字架を左手に持つ幼子がヨハネ。中央は聖ヨゼフ、イエス、マリア様。後方の裸の若者の描き方が古代彫刻から影響を受けたとのことでした。ウ~ム・・・

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第66室(2階)  ラッファエロ

ラッファエロ・サンツィオ(1483-1520)

 ・ヒワ鳥の聖母(1505-1506年)板にテンペラ

この部屋には、他に7枚の彼の作品がありました。イエスとヨハネ。それにマリア様。ラッフアエロの絵にはよくありますね。この絵の背景は、風景が細かく描かれています。

昨年3月に国立西洋美術館でラッファエロ展がありました。その時の目玉で大公の聖母(フィレンツェ・パラティーナ美術館)がまいりました。優しいまなざしは同じですね。

ちなみに、ラッフアエロの聖母子像は40ほどあるのだそうです。

そうそう、この時ラッフアエロの自画像も来ていて、その絵がこの部屋にありました。私にとっては再会になりました。

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途中の窓から外を見ましたらヴェッキオ橋がみえました。すぐ近くでした。

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第28室 ティツィアーノ

ティツィアーノ・ヴェチェッリオ(1488-1576)

 ・ウルビーノのヴィーナス(1538年)キャンバスに油彩

ティツィアーノは、フィレンツェというよりお隣のベェネツィ派の画家。

この絵は、ティツィアーノの名作。人物がじっとこちらを見つめている姿は官能的だそうです。

プラド美術館にあるティツィアーノの「ヴィーナスとオルガン奏者とキューピット」日本にきましたが横たわるヴィーナスの向きは違いますが同様官能的でした。この絵は、後世の巨匠マネのオランピアや、ゴヤの裸のマハにつながっていったのではないかと思いました。

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ティツィアーノの部屋を出るときふと見ましたら、日本で見た(イタリア・ルネサンス・宮廷と都市展 2001年・西洋美術館)「フローラ」(花の女神).にもあいました。

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第64-65室

アニョロ・ブロンズィーノ              

ルクレツィア・パンチャティキの肖像       エレオノーラ・ディ・トレドと息子ジョバンニの肖像(メディチ家コジモ一世の妻)

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カラヴァッジョ   イサクの犠牲  

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追記

最近知ったのですが、今年の10月から東京都美術館でフッフィッツィ美術館展があるそうです。その目玉は、ポッティチェリの「バラスとケンタウロス」

この絵、ポッティチェリの部屋にあったのですが、見過ごしました。

大変残念です。「ウフィツィ美術館展 黄金のルネサンス ボッティチェリからブロンヅィーノまで」・・・・さて見に行こうか行くまいか・・・・・。心が揺れます。

展覧会の詳細です、→http://www.tobikan.jp/exhibition/h26_uffizi.html

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マジョリン通信

撫子さんへ

こんばんは~

ご無沙汰しています。お元気のご様子何よりです。土曜日の日、今、清水で行われています全国少年少女草サッカー大会に孫の富士太郎が参加していますので応援に行ってきました。改めて清水のこと書こうと思っています。

ところで、桃のこと・・・綺麗にカットされてよかったですね。私も、あれから桃をと思っていましたが掲載するときが桃の在庫の終わりで、それ以来、桃なし暮らしです。

いずれにしても撫子さん、取り上げていただいてありがとうございました。バラさんもトライしてくださいました。ありがたいことです。loveletter

bell bell・・東北の復興・・・・・どうなっているのでしょうか。記憶から遠ざかっていくことが心配です。マジョリン

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