天城は遠く靄の中
先日、亭主の友人Kご夫妻に誘われて西伊豆にわらび採り。
Kさんご夫妻はたまにこのブログに登場しますがKさんはIT会社の会長さん。
奥さんのSさんは私より年下ですがよくできた方で私よりずっと大人。
彼女おっとりしていていますが、頑張り屋さんでお姑さんを最後まで優しく面倒見られたので、今はKさんが奥さんをとても大切にしています。
模範的なご夫婦ですね。比べてうちはといえば、はい、・・・・言いません。「模範的」の反対熟語が浮かびませんので・・・・。(笑い)
たまたま、Sさんが西伊豆戸田の山主のUさんと知り合いになられ・・・それが縁でわらび採りになりました。
戸田に着きますと、Uさんがお待ちで、その方の軽トラックに乗り換え、山へ。
下の写真は、小屋の前に車を止め、そこから登った山の中腹から写した中伊豆方面の風景です。
前方の連なっている山々は天城連山。右手一番奥は川端康成の伊豆の踊子の舞台、天城湯ヶ島方面。
わらび採り天城は遠く靄の中
山の傾斜はかなり厳しく大変でしたが、そこここにわらびがあり夢中で採りました。
小一時間、頑張ってビニール袋はいっぱい。
私も亭主も初めての経験でしたから楽しかったのですが、亭主は、Uさんを完全マーク。くっついて離れません。Uさんが採ったわらび全部いただいてさすが要領男健在。(笑い)まったくずるいんだから~。
写真下左が、わらびで右はぜんまい。ぜんまい見ながら、そばにいた亭主にナゾかけで「ぜんまいとかけて何んと解く?」 「ムッ?」
「亭主と解く。」心は?「両方とも左巻き」・・・・っていいましたら亭主、真顔で怒っていました。(笑い)
黄色の花は和ランのエビネ、ここにはたくさんありました。お願いして二株いただきました。
伊豆の山には、エビネがたくさんあって、それが不法採取され少なくなったという話を聞いていましたのでこれ頂いたときは嬉しかったですね。右の花は、白いヤマブキの花。これはうちにもあります。
写真下左は、みかん畑になっています。もうシーズンは過ぎ貯蔵して残っていたみかんをお土産に頂きました。
右の写真のこの場所、さてどんな意味があるのでしょうか。ただ道だけですが・・・・。
NHK総合(2012年1月放送)の「キッチンは走る」で、西伊豆戸田の食材、たちばなを求め杉浦太陽さんがここに来られ・・・・・その時のお相手がUさん。
ここは、物語の舞台。
Uさんは日本最古のみかん・・・・「たちばな」を栽培され、それをこの地域の名物にしようと地域の生産者に苗木を配り普及活動に努められていてそれが番組の目にとまった…そういうことのようでした。
Uさん堂々この場所でTV番組に出演されたそうです。このお話伺って改めてUさんの顔覗き込みました。
Uさんの車で下山して、お別れ。そのあと、この地の公設温泉壱ノ湯に入って汗流し洋服着替え昼食です。
Kさんに連れられて、伊豆半島を南下、宇久須へ。宇久須は、土肥温泉と松崎温泉の中間にある漁港の集落。下の写真が宇久須。
ここに「元祖 小あじ寿司」で知られている三共食堂があり、本日の昼食はここでした。
Kさんご夫妻は何回かいらっしているようでしたが、私達は初めて。お魚大好きな私、嬉しかったわ。
小あじ寿司に、別にお味噌汁を頼みました。
小あじ寿司は、薄切りにしたアジと、長ねぎ、しょうがをにぎったシャリの上に乗せたもの。
綺麗にできているわね。普通のにぎりより一回り小ぶりにできていて可愛い。
大きなお口の私ですからペロリでした。これなら青魚の苦手な方でも大丈夫ですね。
味噌汁は、底魚のカサゴがそのまま入って豪快でした。臭みはなく美味しかったです。
え?お値段ですか?ただ・・・・でした。(笑い)いや、お寿司が1260円。お味噌汁が840円?
でも、全てKさんのおごりでありがたくごちそうしていただきました。
この日、先客20人の団体さんがおり、タイミングが良く入れ替わりましたのでラッキーでした。
昼食が終わり、帰宅の途に・・・・ここから天城湯ヶ島、修善寺方面へのルートがあり途中まだ満開のサクラを眺めながら、広大な天城の山々を縫ってドライブを楽しみました。
Kさんご夫妻ありがとうございました。
追記・・・家についてわらびを重曹付きでおとなりとお友達に差し上げました。わらび~好きよ~って喜んでくださいました。良い方たちです。
次の日、わらびがビワandお菓子と筍and甘夏に化けて我が家に・・・・。私といえば、わらびの前処理に失敗して・・・・・・・・・詳細は、kさんご夫妻、Mさんに申し訳なくて言えませ
ん。
今日のお花
今年もクンシランが咲きました。華やかな花で存在感があります。一年に一度、春だけに味わえる幸せです。
・・東北の復興・・・・・どうなっているのでしょうか。記憶から遠ざかっていくことが心配です。マジョリン
最近のコメント